私たちの存在意義
私たちは、つながりを生み、生命を大切にするフルーツガストロノミーを追求します。
企業全体で共有する存在意義
この存在意義は、レ・ヴェルジェ・ボワロンをガストロノミー分野に明確に位置づけるとともに、当社の志を体現しています。果実は私たちの事業の核にありますが、それ以上に重要なのは、私たちの共通財産である自然を守ろうと日々尽力している人々を支えることです。

「このミッションは羅針盤のように、私たち一人ひとりの行動を導きます。共に、この美しい物語を紡ぎ、私たちの価値観を輝かせましょう。」
アラン・ボワロン(会長)



レ・ヴェルジェ・ボワロンはミッション型企業へ
2024年、私たちは自社の存在意義を定款に明記し、「Société à Mission(ミッション型企業)」となる決断をしました。これは始まりに過ぎませんが、意味のある活動に貢献できているという実感ほど胸が高鳴るものはありません。

「ミッション型企業になるということは、農業界や広く生命や自然環境とのつながりを意識しながら、企業の発展に取り組むということです。それは単なる言葉ではなく、定款にこの責任を刻むことで、真摯で意欲的な行動計画を共に築き、意図を行動に移していくことを意味します。」
クリスティーヌ・サルジエ
(サプライチェーンおよびサステナビリティ担当ディレクター)
ミッション型企業になるとはどういうことか?
ミッションを定款に明記し実行する
私たちのミッションは、「raison d’être(存在意義)」と、社会・環境に関する課題に対応する具体的な目標で構成されます。
私たちは4つの柱を定義しました。これらは存在意義を実現するための重要な手段です。
・人と自然に配慮した持続可能なフルーツのサプライチェーンを共に築くこと
・気候と環境のために、バリューチェーン全体で行動すること
・感覚的価値、自然性、責任を兼ね備えた製品を開発・推進すること
・誰もが自分らしく成長できるようなエコシステムを動員し、インスピレーションを与えること
これらの柱はすべて運営目標へと落とし込まれ、進捗を測定する指標とともに管理されています。
共通のミッションに取り組む委員会
「ミッション委員会」は、ミッションの実現状況を監督する役割を担います。
委員は社内外のステークホルダー(サプライヤー、研究者、業界関係者、顧客、パートナーなど)で構成され、年に2〜3回集まり、ミッションに関する年次報告書を作成します。
日常的にこの委員会は、私たちの取組みの原動力となっており、目標の方向性や一貫性についても、常に建設的かつ適切な視点から私たちを問い直してくれます。
目標達成を監査する独立第三者機関(OTI)
OTI(Organisme Tiers Indépendant=独立第三者機関)は、ミッション型企業への移行(定款の変更)から18か月後および以降24か月ごとに、社会・環境目標の実行状況を検証します。その監査結果は当社のウェブサイトにて公開されます。
定款の規定が守られていない場合や、OTIが目標未達と判断した場合、ミッション型企業の資格は取り消される可能性があります。
